【広告なし商用利用】無料レンタルサーバーおすすめ3選|wordpressも使える

無料レンタルサーバーおすすめ

ホームページや独自のブログが欲しい!そんな時に必要になるのがレンタルサーバーとドメインです。ドメインは年間の利用料ですが、サーバーは家賃のように毎月料金が発生するのでランニングコストがかかってしまいます。

そこで無料で使えるレンタルサーバーを利用できるサービスはないの?と思う人向けにまずは無料サーバーを使う注意点と実際に無料で使えるサービスを紹介していきます!ぜひ参考にご覧ください。

目次

無料レンタルサーバーは使える?有料との違い

【違い①】広告があるか、ないか

無料レンタルサーバーはその名の通り、サービスが終了や改訂するまで無料で使用することができます。しかし、品質においては有料レンタルサーバーとは大きく異なります。

無料サーバーとは言うなれば「無料で土地を貸し出すようなもの」ですので、他に利用料を回収する術を持つ必要があります。その資金回収の一つの手段が広告の貼り付けになります。

引用:https://www.star.ne.jp/free/manual/ad_1.php

上記はスターサーバーの一例ですが、広告がそれぞれ表示されることになります。中には無料サーバーでもPC版は広告なし、スマホ版は広告ありといった配慮がされているケースもあります。

広告を表示させないようにサイトやサーバーをいじった場合、利用規約違反としてアカウントの停止・削除をされサイトが消される可能性があります。

広告が嫌なら無料サーバーの使用は諦めた方が良いかも

【違い②】マジで利用料が一切かからない

本当に無料?使っていくうちに月額利用料が発生するのでは?退会違約金があるのでは?と不安を感じる人もいるかもしれません。しかし、無料レンタルサーバーは本当に無料です。

退会・解約も問題なくでき、違約金も発生しません。

【違い③】サーバー容量が少ない

無料サーバー容量が少ない

無料サーバーはサーバーにアップロードできる容量が非常に少ないです。画像や動画などが主な逼迫原因ですが、ホームページのデザインをテンプレートでも流し込むだけで意外と容量は大きめです。(大きめというよりサーバー容量が少ない)

そのため、ページ数の多いホームページや更新追加によってページ数の増えていくブログなどは運用の限界がすぐに訪れてしまいます。容量が逼迫するとサイト動作もままならなくなる時も起きます。

上記の図でも説明をしているように、ワードプレスを構築するにはデータベースが必要です。無料レンタルサーバーはデータベース容量が多くて100MBなので満足にサイトを作ることが難しいのです。

【違い④】セキュリティが甘い

「セキュリティ=侵入される」と認識している人が多いですが、WEB上のセキュリティは少し意味合いが異なります。セキュリティは侵入されることもそうですが、情報を見ている人にも悪影響を与えるという意味も持ちます。

セキュリティエラー
SSL化しないと見られない場合も

そのため、セキュリティの甘いサイトはGoogleから排除される動きがあり、SEOにも大きな影響を与えます。さて、話は戻りますが、無料サーバーはセキュリティレベルの最低限である、SSL設定をすることができません。

SSLとは

SSLはサイトURLをhttpからhttpsの状態にすることを指します。(超簡単に言えば)サイトの通信を暗号化することでサイト改竄や情報の漏洩、フィッシングサイトの摺り替えなどの対策をすることができます。

近年ではSSL化していないHPは表示されなくなるケースもあります。

有料レンタルサーバーは安いプランであっても独自SSLが設定可能です。

【違い④】表示速度レベルは低い

シンプルかつ容量の大きくないホームページなら表示速度に違和感を感じることはありません。しかし、画像の容量が大きかったり、ページ数が多い場合、通信に遅延が発生して表示速度に影響が出ます。

有料版と比べると性能は低く、ペライチのサイトであってもページスピードインサイトで満点を取ることができません。

無料レンタルサーバーで気をつける点

サイト規模や用途によっては使えない

「ホームページを形として欲しい」「どんな形態であれ、あるだけで良い」といった程度の気持ちなら無料レンタルサーバーで事足ります。しかし、無料でも「ページがたくさん欲しい」「サービスを伝えるために写真を多く載せたい」と思うならディスク容量が足りずに運用が難しくなります。

ワードプレスは大したことはできない

ワードプレスはサーバーに「ワードプレス」というアプリケーションをインストールして使えるようになります。ワードプレスはページ数を自由に増やすことができますが、無料サーバーでは容量がすぐにいっぱいになってしまいます。

サイトの引越しが大変な理由

無料で対応しきれなくなった際はサーバーをより大きい物変える必要がでてきます。(有料版が必要)そうなるとデータの引っ越しやドメイン設定(DNSレコード変更)などを行う必要があります。調べればなんとかなりますが、今のこの文章を読んで意味が分からないという方はかなり苦労を強いられると思います。

以上のようにワードプレスサイトは立ち上げられるものの、引っ越しなどを考慮するとブログを運用するなどはできず、あくまで名刺程度のサイトやポートフォリオサイト程度の物しか作れないと考えのが無難です。

サービス終了するとデータも消える

無料レンタルサーバーは永遠にある保証はありません。維持費を回収できなかったり、phpサポートが切れるなど節目ごとにサービスが終了する可能性もあります。サービスが終了すればデータは消失してしまうのでサイトも見れなくなってしまいます。

信頼性のないサイトと見られる

評価されない理由

個人の趣味や学校などの内輪ノリで作ったOBサイトなど、ブランディングの必要性ないサイトなら無料レンタルサーバーで作成しても問題はないでしょう。

しかし、会社のホームページなど真面目なサイトでは話は別です。広告が表示されるだけで「無料版」とすぐに分かりますし、ITリテラシーが低い企業と思われてしまう可能性はあります。

中には「まさか無料サーバーで作るわけがない!偽サイトなのでは?」と思うユーザーも少なくはありません。

ホームページに表示される広告はどんな広告が出るか分かりません。そのため、グロいもの、エロいものなど様々ですので企業サイトなど真面目なホームページには不釣り合いです。

SEO対策はできないと思った方が良い

無料レンタルサーバーでSEO対策をするのはかなり至難です。SEOに知見がある人なら不毛な戦いと判断して手を出すことはしないと言った方が正しいでしょう。

SEO対策できない理由

無料レンタルサーバーは容量が少ないため、SEO対策の一つでもある更新性に対応ができません。記事を作っていき徐々に流入を増やすんだと思っても容量がいっぱいになってしまう方が先です。

先にも紹介しましたが、サイトボリュームが大きくなるとサーバーの引っ越しをしなくてはならず、手間もかかります。そう考えたら最初から有料レンタルサーバーを利用した方が得策です。

おすすめの無料レンタルサーバー:XFREE(エックスフリー)

無料レンタルサーバー:Xフリー
引用:https://www.xfree.ne.jp/

日本のサーバーシェア率No1のエックスサーバーが運営している無料レンタルサーバーになります。当たり前のようにワードプレスを利用することができます。

容量は2GBですが、ワードプレスのデータベースは100MBまでなので、サイトボリュームを大きくすることはできません。ワードプレスを利用するなら実質100MBまでしか使えません。

100MBだとブログは文字数や画像数にもよりますが、10記事〜20記事ほどで上限に達してしまいます。コーポレートサイトだとトップページ+2〜3枚ほどのページ量が限界でしょう。

スマホ版以外は広告がつかない

PC版デモサイト
広告なし
SP版でもサイト
広告あり

エックスフリーで作ったホームページはパソコンでは広告が表示されないものの、スマホで見た時は広告が表示される仕様となっています。BtoBの企業サイトならPC閲覧率が圧倒的ですが、おおよそ30%はスマホで閲覧する人もいるのでなんとも言えないところ。

気になる人はやはりちゃんと有料版を利用するのが一番と言えますが、中小企業さんはランニングコストを抑える意味ではちょうど良いと言えます。(スマホで見たときに見栄えは悪いので、ITリテラシーに左右されます。)

WordPress管理画面の反映まで15分以上かかる

エックスフリーではワードプレス利用が可能ですが、初期インストール設定からサイトの反映まで15分以上の時間が必要になります。諸段階で「データベース接続エラー」が表示されることがありますが、不具合ではなく、ワードプレス環境の用意に時間がかかっているだけなので時間を空けて再度アクセスしてみましょう。

サイト表示速度は遅い

エックスフリーでは無料版ならではの高速化エンジンが搭載されています。しかし、元々のデータベース容量が少ないこともあり、5〜6ページほどのテンプレートサイトを作るとかなりカツカツ。そのため、サイト表示速度も良くない結果に。

SEO対策云々は考えない方が良いです。

\ 無料版 /

おすすめの無料レンタルサーバー:StarServerFree

無料スターサーバー
引用:https://www.star.ne.jp/free/

エックスサーバーの無料版と同じくらい、無料レンタルサーバーとして有名です。こちらもワードプレスの利用が可能です。しかし、データベースは50MBまでなのでワードプレスをインストールしてサイト構築する場合、1枚モノのホームページができれば御の字といったところ。

SSL設定ができない

残念ながらSSL(セキュリティ保護)設定をすることができません。ドメインには鍵マークがつかず、ブラウザ環境によってはセキュリティで弾かれ表示されないケースも出てきます。

もし、ホームページにPマーク(プライバシーマーク)を掲載したいという希望がある会社さんの場合、SSL認証が付与できないため、一般財団法人日本情報経済社会推進協会より許諾が降りない可能性があります。その場合は無料レンタルサーバーではなく有料レンタルサーバーを選ぶことは必須になります。

広告はスマホ版のみ表示

スターサーバー無料版

こちらもXFREE(エックスフリー)と同じようにスマホ、タブレットのみ広告が表示される仕様となっています。広告を外したり、縮めたりすることはできません。広告に改変を加えるとペナルティ対象になってしまうので注意。

おすすめの無料レンタルサーバー:XREA「XREA Free」

引用:https://www.xrea.com/

XREA「XREA Free」はGMOが運営するレンタルサーバーの一つ。利用する場合はGMOの多くのサービスで共通して利用するバリュードメインのアカウント作成が必要です。(無料)

広告の制約が厳しい

XREA「XREA Free」は1フレームにつき、1つ広告を貼るというルールがあります。そして、広告を貼るスキル、知識がない場合は有料版を使うように規約は書かれているので初心者運用はかなり厳しいです。

むしろネット初心者でなければ無料レンタルサーバーを使うメリットを理解していると思うのでXREA Freeをそもそも使うことはないでしょう。色々と矛盾しており、ユーザーを釣るための「無料サーバー」という名の餌にも見えます。

XREA Plusはおすすめしない

GMOグループの中でもXREA Plusはスペックが低く、おすすめしません。まさに安かろう悪かろうといったレンタルサーバーという印象が強いです。GMO系列で何倍も優れており、安いレンタルサーバーはあるのでそちらを利用するようにしましょう。

GMO系列おすすめレンタルサーバー

料金おすすめ
ロリポップ!
(ライト)
220円〜
ロリポップ!
(スタンダード)
440円〜
ロリポップ!
(ハイスピード)
550円〜
CORESERVER
(CORE-MINI)
220円〜
CORESERVER
(CORE-X)
390円〜
CORESERVER
(CORE-Y)
690円〜
ConoHaWING
(ベーシック)
687円〜
ヘテムル1100円〜

上記はそれぞれ最安料金とサイト表示速度を考慮しておすすめ度をつけています。最もおすすめはConoHaWING。スペックはエックスサーバー【スタンダード】と同等のレベルなため、非常におすすめです。(当サイト検証)

無料お試し期間のある安いレンタルサーバーを紹介

安さ重視の費用対効果順にランキングを付けています。

1位 さくらのレンタルサーバー

2週間無料お試し可能!

さくらのレンタルサーバー
引用:さくらのレンタルサーバ

料金比較

1カ月1年2年3年
524円5,238円
(1050円お得)
10,312円
(2264円お得)
15,279円
(3,585円お得)
3年契約にすると毎月約100円安くなる!

さくらサーバーの特徴

多くの企業のサーバー事情に関わってきましたが、「安さ」と「サーバーのスペック」、「信頼性」という意味では最も人気が高いと感じています。シェア率はロリポップに多少劣るようですが、どんぐりの背比べなのでどっちもどっちといったとろこ。

毎月支払いでも「524円とワンコイン+αのため、個人でも手を出しやすい」というのが多くのユーザーに評価される要因かもしれません。1年以上の契約に指定することで更にランニングコストを抑えることもできます。

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2位 ロリポップ!

10日間無料お試し可能!

ロリポップライトプラン
引用:ロリポップ!

ホームページとメール開通の両方を最低限のコストでクリアしたいという方にはロリポップのライトプランがおすすめです。毎月引き落としのサブスク型だと440円、1年契約だと月額330円、3年契約だと月額220円というコスパに優れています。

また、ライト以上のグレードへ引き上げも可能ですので後からSEO対策しなければならない、新しいメディアを立ち上げたいといった場合にも融通が効くのが嬉しいところ。(他サーバーだとプラン変更ができない場合が多い)

利用者も日本サーバーシェア率No2を誇っているので、サーバーの設定方法やプラグインの改変方法などロリポップサーバーの使用備忘録が多くネット上に転がっているのも強みです。

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3位 ConoHaサーバー

ConoHaWING
引用:ConoHa

ConoHaサーバーはWEXALというページスピードインサイトの得点を向上させる「高速化エンジン」を搭載しています。サイト表示速度は当サイト検証時はエックスサーバーよりも高パフォーマンスを発揮。

ConoHaサーバーは1カ月単位ではなく、3カ月以上の利用を想定してサービスが組まれています。従って、3カ月以内の利用の場合、稼働時間分の請求となります。1カ月分の利用料金は1,650円となるので利用期間が短いほど割高です。

長期利用するほどお得になっていき、3年(36カ月)契約をした場合、月額687円とリーズナブルに。キャンペーンによっては脅威の93%オフの月額487円で利用できるケースも。(キャンペーンの発生率はかなり少ない)

学割・職員割制度でさらに10%オフで利用可能!

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4位 エックスサーバー

10日間無料お試し可能!

エックスサーバー
引用:エックスサーバー

Googleで開発されたサイト表示速度を上げる拡張モジュール「PageSpeed Module」をベースにエックスサーバーも独自に開発した「XPageSpeed」機能が新たに実装。先に紹介したConoHaWINGと引けを取らない表示速度を実現している老舗人気サーバーです。

自社でも語るように日本でのサーバーシェア率はNo1です。また、速度や安定性も長きにわたる実績があるため、「選んでおけば間違いない」「選んで後悔することが珍しい」と思えるほど安定感があります。

筆者がもう一つ運営するブログはエックスサーバーですが、扱いやすくサイトパフォーマンスも多いので後悔したはありません。また、SEO面も意識しているITリテラシーのある企業さんはエックスサーバーを選ぶことが多いです。

料金体系はConoHaに似ており、1カ月毎契約というプランがあリません。3カ月からとなりますが、料金は月額が1320円。短いほど割高で逆に36カ月になると月額693円とかなり安くなります。安定感は抜群なので長期契約が最もおすすめです。

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5位 CORESERVER(コアサーバー)

30日間無料お試し可能!

コアサーバー
引用:CORESERVER

老舗のレンタルサーバーで最も安いものは月額220円になります。(12カ月契約時)V1とV2でプランの種類が分かれており、よりサイト表示速度を上げたいと思っている方はNVMe SSDを起用しているV2プランがおすすめ。

V2プランでも最低390円(こちらは36カ月契約時)と非常に安いのでコーポーレートサイトを作りたいという方以外にブロガーとして頑張りたい方にもおすすめです。

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6位 StarServer

2週間無料お試し可能!

スターサーバー
引用:スターサーバー

スターサーバーは先に紹介した無料レンタルサーバーと同じ会社が運営しています。月額220円のプランもありますが、サーバースペックやドメインが無料で使えるようになる特典を考えると、ハイスピードプラン(月額275円)の方がおすすめです。

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7位 カラフルボックス

30日間無料お試し可能!

カラフルボックス
引用:カラフルボックス

サーバースペックと料金が8パターンに分かれてプラン化されているレンタルサーバー。決済情報の入力不要の安心した30日間無料お試し期間があり、本契約前から使い勝手をしっかり把握することができます。

申し込み段階からドメインの取得と設定、ワードプレスのインストールも行うことができるため、WEBが全く分からないという方でも初期環境設定まで流れ作業で進めることができます。料金面・機能面踏まえてもカラフルボックスで落ち着いても差し支えないといったところ。

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カラフルボックスは恋愛・婚活といったアダルトジャンルに分類されるタイトルも扱えるサーバーが用意されています。ほとんどのサーバーでは扱えないので、そういったジャンルでブログを作りたい方はカラフルボックスがおすすめです。

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この記事を書いた人

某月間億PVのメディアサイトで4年間SEOライターとして修行を重ね、その後WEB制作会社で営業経験を経てWEBディレクターとして活動。その後WEBマーケターの領域でコンテンツを問わず広告を回しています。趣味はサイトごとのコンテンツ作成とディレクション。

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