ConoHaサーバーはGMOが運用するレンタルサーバーの一つ。ブロガーやアフィリエイターを始めとするSEOで勝負する人たちの中でパフォーマンスが良いことから人気急上昇中のレンタルサーバーです。(2023年だけで約9万人利用者増加)
ただ、ユーザーの注目度が高いだけに本当におすすめなのか?どのプランが最適?など疑問を抱く人も多いことでしょう。そこで本記事では実際にConoHaWINGを利用してどのプランが最適解なのかを徹底解説。
導入時の注意点や何がおすすめされるのか?メリットもデメリットも全部紹介しているので参考にご覧ください。
\ 新時代の人気レンタルサーバー /
ConoHaサーバーの特徴と最適解プラン
ConoHaサーバーは共用レンタルサーバー、独自でサーバーを構築できるVPSサーバー、Windows環境で利用出来るWindowsサーバーが存在します。
基本的にホームページやブログを作りたい方は共用サーバーを選ぶことになります。VPSサーバーはオンラインゲームをする方などに人気がありブログなどをする目的で利用する方は少ないです。
本当におすすめなのはベーシック
料金表ではスタンダードが人気No1とありますが、実際のところ他レンタルサーバーの標準モデルと同じスペックなのがベーシックになります。ConoHaのベーシックはXSERVERのスタンダード相当になります。
従って一番下のベーシックを選ぶのが賢明です。サイト規模が大きくなり月間PV数が100万近くになってきたらスタンダードに格上げするといった対応するのが良いでしょう。プラン変更は運用中も可能です。
お得にサーバーを利用したいならConoHaWINGパック
ConoHa WING | 通常プラン | |
---|---|---|
初期費用 | 0円 | 0円 |
料金体系 | 月額 3ヶ月〜 | 時間単位 1時間2.2円 |
1ヶ月料金 | 687〜1210円 | 1,320円 |
ランニングコストを抑えたいのであればConoHaWINGパックを選ぶのは必須です。36ヶ月契約の場合キャンペーンにもよりますが47%オフになり、月額実質687円で利用することができます。
ドメイン無料特典をうけるのもWINGパック
ドメインが2つまで契約期間中無料で利用出来るのもWINGパックです。通常料金プランに設定してドメインを個別で取得するのは得策ではありません。ただし、.jpといった無料対象でないドメインも存在するので必ずしもドメインの利用コストが0になるとは限りません。
お試しなら通常料金を選ぼう
動作確認やサイト表示速度のテストをしたい場合は通常料金を選ぶことをおすすめします。通常料金は期間契約ではなく時間単位で借りることができます。
1時間あたり2.2円なので仮に1週間お試しする場合は約370円(2.2円×24時間×7日)となります。
1番コスパが良いのは36ヶ月契約
月額料金 | トータル料金 3年間使い続けた場合 | |
---|---|---|
3ヶ月 | 1,210円 | 43,560円 |
6ヶ月 | 1,100円 | 39,600円 |
12ヶ月 | 891円 | 32,076円 |
24ヶ月 | 842円 | 30,312円 |
36ヶ月 | 687円 | 24,732円 |
やはり1番コスパが良いのは利用料金が47%オフになる36ヶ月契約です。一括支払いの際は痛手に感じますが、仮に12ヶ月毎に支払う場合、3年間で7000円以上損をする形になります。
名刺変わりやポートフォリオのような企業ホームページならサーバーの見直しはほとんど行わないので長期契約をしてしまった方が断然お得です。また、一括支払いなので経費の処理もしやすいです。
ConoHaサーバーの良い評判9選
- WordPressブログを初心者でも始められる
- 高機能サーバーの中で料金がダントツで安い
- 初期費用と独自ドメイン2つが無料
- ページの表示速度が速い
- WordPressテーマを割引料金で購入できる
- 日割り料金で使える
- WordPressサイトの引っ越しも簡単
- キャンペーンでお得に契約できる
- 誕生日割引や学割がある
WordPressブログを初心者でも始められる
ConoHaサーバーではワードプレスを簡単にインストールできるボタンが管理画面に用意されています。といっても最近ではどのサーバーも簡単に始められるのは当たり前。
しかし、ConoHaサーバーでは簡単にワードプレスをインストールできるだけでは終わりません。ワードプレスは初期状態でブログを始めることは実質不可能で、テーマという雛形をワードプレス内にさらにアップロードする必要があります。
ConoHaサーバーでは初心者ブロガーの人気入門テーマ「COCOON」のアップロードも同時に行えるため、ワードプレスを入れた直後からブログを始めることができます。
高機能サーバーの中で料金がダントツで安い
ConoHaサーバーはサイト高速化機能はもちろん、本来有料のグレードの高いSSLを無料で利用することができるなど他のサーバーと比べても機能性が高いです。
ConoHa | XSERVER | mixhost | |
---|---|---|---|
12ヶ月 | 891円 | 1,100円 | 990円 |
24ヶ月 | 842円 | 1,045円 | 1,210円 |
36ヶ月 | 687円 | 990円 | 1,650円 |
高機能に分類されるサーバーはエックスサーバーやmixhostなどが挙げられますが、それらのサーバーと比較しても利用料金が安く、長期契約の上限である3年プランを選択すると月額492円〜687円で利用することも可能です。(キャンペーン適応時)
ページの表示速度が速い
先述した内容と被りますが、ConoHaサーバーの最大のメリットはページ表示速度で良いパフォーマンス発揮できることにあります。「安定かつ最速」で引き合いに出されるエックスサーバーと比較してもパフォーマンスがConoHaの方が優れている結果になりました。(当サイト調べ)
もちろん、どちらも高性能なため、どちらを選んでも間違いないですがコスパを考慮するならConoHaサーバーを選ぶ方がランニングコストが浮くためブロガーならマネタイズしやすくなります。
ページ表示速度はサイト設計や導入しているプラグイン数、画像枚数、ページ数などによって変動します。当サイトの検証は同じサイトデータを利用して表示テストを行なっています。
初期費用と独自ドメイン2つが無料
格安レンタルサーバーの多くは初期費用が発生しがちですが、ConoHaサーバーでは初期費用はどのタイミングで契約してもかかりません。
また、独自ドメイン(自分の好きなドメイン)が契約期間中なら2つまで永久無料なため、ドメインの利用料のランニングコストを大きく削減することができます。
例えば.comを利用したいなら取得に1400円、さらに年間利用料が1400円ほどかかります。ですが、ConoHaサーバー利用者ならそれが無料になるので、3年間ConoHaサーバーを利用する場合は5600円ほど浮くことに。
取得1400円+更新3回4200円=合計5600円
ドメイン料金表一例
取得費 | 更新料 | |
---|---|---|
.com | 1,408円 | 1,408円 |
.net | 1,408円 | 1,408円 |
.xyz | 1,518円 | 1,518円 |
.tokyo | 2,178円 | 2,178円 |
.info | 1,518円 | 1,518円 |
.biz | 1,628円 | 1,628円 |
.org | 1,518円 | 1,518円 |
WordPressテーマを安く購入できる
WordPressテーマとはブログやホームページをWEB初心者でも簡単に作れるようになるテンプレートのようなものです。WordPressテーマは有料テーマの方がクオリティが高く機能も充実しています。
ConoHaでは有料テーマの中でも人気の高いSANGOやJINを割引価格で購入することができます。他では割引購入することができないのでConoHaユーザーは必見です。
ちなみに当サイトはSWELLを使用しています。
時間単位料金で使える
ConoHaサーバーをお得に利用するなら「WINGパック」の12ヶ月もしくは36ヶ月契約するのが一番コスパが良いです。しかし、料金は一括支払いなため、そこまで使用するか自信がない・相性が合わないかもしれないと不安を抱えている人も多いでしょう。
ConoHaサーバーではお試し期間こそないものの、サーバー利用を時間単位で支払う方法も取ることができます。つまり、少し使ってダメだったら解約することもできるのです。ConoHaから他サーバーに引っ越す場合にも活用できる料金システムなので参入もしやすく撤退もしやすいといったところ。
WordPressサイトの引っ越しも簡単
ConoHaサーバーにはサイト引っ越し機能が用意されており、サイト内データ(データベース)を簡単に移行することができます。もし、上手くいかない場合は「All-in-One WP Migration」のプラグインを活用する方法でも解決することができます。
また、それでもうまくサイト移行ができない場合はプロに任せるサイト移行サービスがあり、最大で10,978円で完全移行することができます。ピンチになった時は金で解決させましょう!
キャンペーンでお得に契約できる
ConoHaサーバーはWINGパック、VPSサーバーどちらもほぼ毎回キャンペーン時を実施しています。通常の割引キャンペーンでは36ヶ月契約時には月額換算687円で利用することができますが、季節の節目にはさらに割引が進み月額493円で利用できる場合もあります。
普段の割引キャンペーンも非常に安く、エックスサーバーが割引キャンペーンを行なってもこの金額に勝つことはほぼありません。また、月額493円のキャンペーン時は安さを売りにしているロリポップやさくらレンタルサーバーさえも凌ぐ安さになります。
誕生日割引や学割がある
ConoHaサーバーでは登録時に誕生日を入力しますが、その誕生日に割引クーポンが届く仕様となっています。クーポンの有効期限は1ヶ月しか持ちませんが、クーポンを使ってConoHaカードを購入しておけば割引効果が2年間継続させることができます。1年、2年契約をしている人はConoHaカードを利用して支払いに当てれば誕生日割をうまく生かすことができます。
学生・教職員は10%OFF
日本国内にある大学、大学院、短期大学、専門学校、高等専門学校の学生及び教職員はConoHaサーバーの利用料金に充てられるConoHaカード(ConoHaサーバー内で使えるプリペイドのようなもの)を10%オフで購入することができます。
学生ならキャンペーン金額よりもさらに安く利用できるのでまさにコスパ最強と言っても良いでしょう。学割は専用フォームからエントリーが必須なので以下を参照ください。
ConoHaサーバーで知るべき5つのデメリット
- 無料お試し期間がない
- 長期契約に返金はない
- 土日祝日はサポート対応が休み
- 悪い口コミが多い
- アダルト利用ができない
無料お試し期間がない
多くのレンタルサーバーには無料お試し期間が設けられていることがありますが、ConoHaサーバーには無料お試し期間はありません。そのため、移行先を見つける為にConoHaサーバーで表示テストなどを行いたい場合、お金を払う必要があります。
と言っても1ヶ月や3ヶ月単位での契約ではなく、時間単位の料金で利用料を決めることができる通常プランが存在します。1時間あたり2.2円で利用でき、1ヶ月最大1320円までとなっています。
さすがに通常プランで使い続けるのはコスパが悪いですが、お試しで1週間ほど使うといった限定的な使い方であれば370円ほどで済みます。もし動作や表示速度などに問題がなければConoHa WINGの期間契約を選んだ方が断然お得です。
長期契約に返金はない
ConoHa WINGは3ヶ月以上の契約を結ぶことで最大で47%オフになるお得なパックですが、仮に36ヶ月契約をして12ヶ月で利用をやめる場合、残りの24ヶ月分の金額は戻ってきません。(支払いは契約時に一括支払いとなります)
これはどこのサーバーでも共通していることで「ConoHa WINGだけ詐欺だ」ということではありません。あくまでパック販売を購入しているので後から日割りにするなどができないのです。
上記を踏まえ、「ブログを本腰入れてやるぞ!」とか「他のサーバーを見てきてConoHaが一番良いかも」と思った人以外は12ヶ月パックあたりを選ぶのが無難です。筆者のように本腰を入れてサイト運用する場合は一番お得な36ヶ月契約を選ぶのが賢明です。
長期契約は覚悟がある者がする意識が必要ですね
土日祝日はサポート対応が休み
土日祝日はサポートがお休みしています。休みの日に対応してもらえない!というのはユーザーとしては不安に思うことでしょう。しかし、実際のところ、どこのレンタルサーバーも土日祝は対応していません。
メールは年中無休24時間対応なんて書いているところもありますが、受け付けるのは常時できます。したがって、対応自体は通常営業日なのでサポートの差は大して変わりません。
悪い口コミが多い
サーバー障害が起きた2021年は「安定していない」「サポートが悪い」「サポート連絡を無視された」などの口コミが非常に多かったです。そのため、ブロガー界隈の中では「ConoHa=早いけど不安定」というイメージが付いてしまっています。
しかし、2023年になってからそのような悪い口コミはほとんどないのが現状です。実際のところ2023年段階ではサーバーは安定しており、むしろ安定性抜群と言われていたエックスサーバーが2回サーバーダウンを起こしており、ConoHaの方が優位にあると当サイトでは判断しています。
アダルト利用ができない
コノハサーバーではアダルトジャンルでのアフィリエイトサイトが作成と運用ができません。その理由は利用規約に反するからです。
コノハサーバーの利用規約では以下の4つを明記しています。
わいせつ、児童ポルノ若しくは児童虐待に相当する画像、映像、音声若しくは文書等を送信又は表示する行為、又はこれらを収録した媒体を販売する行為、又はその送信、表示、販売を想起させる広告を表示又は送信する行為
その行為が前各号のいずれかに該当することを知りつつ、その行為を助長する態様又は目的で当該情報が掲載等されたウェブサイトに対するリンクを設置する行為
前号に定めるもののほか、文字、画像、音声その他の方法により、性的な好奇心を煽る情報を掲載する行為、第三者にそれを行わせる行為、又はそれに類似する行為
青少年にとって有害な情報を削除する。
「わいせつ」「児童ポルノ」「児童虐待」「青少年に害がある内容」に該当するコンテンツの掲載は、文字、画像、音声、その他が全てNGということになります。
さらに「わいせつ」、「ポルノ」、「虐待」に該当するサイトへのリンク設置もNGなのでアダルトアフィリエイトはアウトということになります。
ConoHaWINGのアダルト使用は規約違反でBan!アウトの基準を解説つまり、ConoHaサーバーでは出会い系やパパ活、アダルト、エロ系のアフィリエイトはできません。ConoHaサーバーでアダルト利用できない事例と他におすすめのサーバーについては「ConoHaWINGのアダルト使用は規約違反でBan!アウトの基準を解説」にて解説しています。
ConoHaWINGの口コミ一例
ブログやってて便利だなって思うツールなど
— ワープレ / YOAKE WEB (@warpressblog) August 18, 2022
・SWELL
・ラッコキーワード
・キーワードリサーチャー
・サーチコンソール
この4つは欠かせない
あとブログのリニューアルにはコノハサーバーの”ワードプレス簡単コピー”を使うとめちゃはかどります
筆者ははプラグインで処理する派ですが、コノハサーバーに搭載されているブログの簡単移行推奨している人、賛同する人も多いみたいですね。
コノハサーバーで提供開始した無料の高速化オプション🤔今までテーマで散々苦労したんやけど?😭
— かずちゃん@福の神(見習いLv2) (@vk25f) April 22, 2022
えらく簡単にできちゃうんやね‼️
悔しいです‼️(ザブングル)
でも、圧縮系は表示崩れたりするから、一応バックアップとって、慎重にね🤤💦#コノハ#高速化#ページスピードhttps://t.co/s0JHFf7x0H
4月からリリースされているウェクサル(高速化エンジン)。もちろん当サイトも利用しておりスマホ版のページスピードを80オーバーをキープできています。管理画面から簡単に設定できるのでおすすめ。
高速化大成功。ページスピード改善しました😂
— あおこん@HSP×シンプル暮らし (@aokon1112room) April 23, 2022
嬉しい〜💞#コノハ
エックスサーバー
— ユウキ🏄♀️たわし系エンジニア (@tawasimusi) January 12, 2022
→問い合わせ24時間以内の回答明記
コノハサーバー
→問い合わせ回答時期明記なし
どっちも問い合わせしたが、エックスサーバーはちゃんと直ぐに回答きた。
コノハサーバーは9日に問い合わせて、さっき回答来た…おそいわ。
普段は気にならないけど、安い理由のひとつですね。
対応の遅さを指摘する声もやはりありますね。平日なら電話も繋がるので問い合わせの返答がこない場合はもう一度確認の連絡をしてみると良いでしょう。下記がサポート連絡先になります。
受付時間:10:00~18:00(土日祝を除く)
電話番号:03-6702-0428
ガイダンスの流れ
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ガイダンスの途中でも番号を押せばステップを進めることができます。