【2022実録】ロリポップサーバー評判と3つのデメリットと9つのメリット

ロリポップレンタルサーバーの評判

ロリポップサーバーはGMOが運用するレンタルサーバーの一つ。ホームページを低コストで用意したい人やこれからブログを始めたい個人の方などスタートアップにおすすめできるレンタルサーバーです。

料金プランが5つあり、「どのプランが最適解なのか?」疑問に思う人も多いと思います。本記事ではロリポップサーバーを借りる上で総合的な費用・パフォーマンスの視点から最もお得に利用できるプランを紹介。

さらにロリポップを使う上での9つのメリットと3つのデメリット(注意点)についても解説しているので参考にご覧ください。

\ サポート充実!初心者におすすめ /

目次

ロリポップサーバーの特徴と最適解プラン

ロリポップレンタルサーバー
ロリポップ!公式HPへ

ロリポップ!レンタルサーバーは共用レンタルサーバーの提供のみ展開しており、プラン選択肢はそこまで複雑ではありません。GMOが提供するサービスで運営から20年経過している老舗サーバーです。

古いわけではなく、常に新しいバージョンをサポートしたり、要素を取り入れるなど常にサービス改善に努めている優良レンタルサーバーです。

1番コスパが良いのはハイスピード36ヶ月

ライトスタンダードハイスピード
初期費用1,650円1,650円0円
36ヶ月7,920円15,840円19,800円
ドメイン
取得費
(.jp)
2,035円2,035円0円
ドメイン
更新費3年分
(.jp)
10,032円10,032円0円
合計
(実質月額)
19,602円
(545円)
29,557円
(821円)
19,800円
(550円)
※料金は一括払いになります。

SEO対策もでき、ドメインも永年無料、ワードプレスなどの利用も無制限という事に加えてトータル料金をみると一番コスパの良いプランは「ハイスピードの36ヶ月契約」になります。

「.jp」のドメインを利用する場合、ライトプランでもハイスピードプランと同じくらいの料金がかかります。それほどドメイン無料特典の恩恵が大きいことが分かります。

ただし、[.com]を利用すればライトプランはもう5000円ほど(月額換算-100円)抑えることができるのでとにかく料金を抑えて始めたい人はライトから始めるという選択も取ることができます。

※.comの年間更新費は1728円です。

名刺変わりやポートフォリオのような企業ホームページならサーバーの見直しはほとんど行わないので長期契約をしてしまった方が断然お得です。また、一括支払いなので経費の処理もしやすいです。

総合的な費用を計算しないと安かろう悪かろうに当たってしまいますよ

\ コスパ最強はハイスピードプラン! /

お試しブロガーならライトプラン12ヶ月

ライトスタンダードハイスピード
初期費用1,650円1,650円0円
12ヶ月3,960円8,580円11,880円
ドメイン
取得費
(.com)
1,170円1,170円0円
ドメイン
更新費1年分
(.com)
1,728円1,728円0円
合計
(実質月額)
8,508円
(709円)
13,128円
(1,094円)
11,880円
(990円)
※料金は一括払いになります。
※.comは取得1170円、1年利用料1728円となります。

ブログを始めてみたい、挑戦してみたいという方はライトプランの12ヶ月を選ぶのが最適解と考えます。というのもドメインの利用最低額が1年間なのでそれに合わせた形です。軌道に乗ってからプランを格上げすることも可能なので手始めはライトプランで進めることをおすすめします。

ちなみにスタンダードはやはりコスパが悪いので選ばないようにしましょう。

\ ブログ入門はライトプラン! /

ロリポップサーバーの良い評判・8つのメリット

  1. WordPressブログを初心者でも始められる
  2. とにかく料金が安い
  3. 無料お試し期間がある
  4. 初期費用と独自ドメインが無料
  5. SocialDogやPIXTAを安く使える
  6. 状況に応じてグレードアップできる
  7. サーバーシェア率が日本で2番目
  8. 管理画面は割と使いやすい
  9. サポートが丁寧

WordPressブログを初心者でも始められる

ロリポップは左側メニューにワードプレス簡単インストールボタンがあります。特に難しい操作はなく、ワードプレスを落としたいドメインを選択して進めるだけでOK。

また、現在はCOCOONというテーマを同時にインストールできるようになっているのでワードプレスをいじったことがない人でもインストール完了後にすぐにブログを始めることができます。

COCOONとは完全無料のブログのテンプレートです。商用利用も可能で初心者ブロガー/アフィリエイターの多くは入門としてCOCOONを使用しています。

とにかく料金が安い

ロリポップの最大のメリットは料金が安い事が挙げられます。とにかくブログを始めてみたいのであれば1番安くワードプレスが利用できるライトを選びましょう。こちらは毎月支払いを選んでも月額440円で利用できるためランニングコストを大きく抑えることができます。

ブログで収益化を目指す場合、序盤にランニングコストをいかに抑え、黒字化を目指すかというのはとても重要です。そういう意味でロリポップはスタートしやすく黒字化までの時間を短くできるのでおすすめ。

企業なら36ヶ月契約がコスパ最強

ライトスタンダードハイスピード
初期費用1,650円1,650円0円
36ヶ月7,920円15,840円19,800円
ドメイン
取得費
(.jp)
2,035円2,035円0円
ドメイン
更新費3年分
(.jp)
10,032円10,032円0円
合計
(実質月額)
19,602円
(545円)
29,557円
(821円)
19,800円
(550円)
※料金は一括払いになります。

会社のホームページで集客をしない、会社の存在アピールや銀行の借入審査の時くらいしか必要にならないといった目的でホームページを構える会社さんはロリポップのハイスピードプランが良いでしょう。

ドメインを.comにすればライトプランで100円ほど月額コストを抑えることができますが、社会的権威性を考慮すると.jpの方がおすすめです。ハイスピードならその分の費用が浮きますし、機能性もライトとは段違いです。

\ 賢い人はハイスピードを選ぶ! /

無料お試し期間がある

ロリポップ無料お試し期間
ロリポップ!公式HPへ

ロリポップは10日間の無料お試し期間があります。本契約時とスペックは同等なため、実際の運用を想定して使うことができます。本契約の入金さえ行わなければ自動でお試し期間が終了となるので、解約方法が分からなくて自動で課金が始まったということ起きません。

初期費用と独自ドメインが無料

ロリポップのドメイン無料特典
ロリポップ!公式HPへ

ハイスピードプラン以上は初期費用が無料に。かつ独自ドメインが契約期間中は永久無料となります。(つまりドメインの取得費や年間更新料が無料ということ)

独自ドメインは年間更新料の高い.jpも無料対象となっており取得費2,035円、更新料3,344円が無料と超お得です。36ヶ月契約を選んだ場合12,067円のコスト削減になります。

この無料特典はハイスピードプラン以上で12ヶ月以上の契約が必要です。

SocialDogやPIXTAを安く使える

ロリポップの特典

ロリポップではSocialDogやPIXTAといった外部サービスの割引特典がついてきます。対象は全プランで契約期間の縛りもありません。ロリポップを触ったユーザー全てが対象になります。

SocialDogとは

SocialDogはTwitterの運用・分析が行えるツールです。フォロワーの増加を一目で管理でき、フォロー・フォロー解除などもまとめて行うことができます。さらに特定のキーワードを設定し興味のあるユーザーを抽出したり、予約ツイートを一括管理できなどSNS運用に重宝します。

ロリポップを契約していると30%オフクーポンが使えるため290円〜4440円まで割引で使うことができます。ブロガーやSNSを強化したい企業にはかなり嬉しい特典です。

PIXTAとは

PIXTAはネットの素材サイトでさまざまなシーンにマッチした綺麗な写真、動画、音楽などを購入することができます。フリー写真素材サイトとは格が違うので自サイトの価値を高めたい場合に使うことが多いです。

ロリポップを契約していると20%オフで写真や動画、音楽などを購入することができます。自社サイトの作成やメディアサイトのデザインクオリティを上げたい場合に非常に役立つ特典です。

状況に応じてグレードアップできる

先に少し紹介しましたがロリポップはプラン変更を契約の途中でもすることが可能です。そのため、サーバーのスペックが足りなかった、サイト表示が遅いと思えばグレードアップして対応することができます。

プラン変更できるサーバーは少なく、基本的にデータベースを移す必要があったり、解約や移行の手続きを踏まなければならないといった面倒なことが多いです。それらの面倒事を申し込みフォームで完結できるというのはWeb担当者や初心者ブロガーからすれば非常に楽で安心です。

ただし、ダウングレードはすることはできません。ダウングレードをしたい場合は、新たに下位プランを契約し、データを自身で移すといった事をしなくてはいけません。

サーバーシェア率が日本で2番目

参照:マーケットシェア

ロリポップは日本のレンタルサーバーの中ではエックスサーバーに次いで利用者が多いです。もちろん、長期的に自動契約を結んでおり、もはや化石となっているユーザーも多いでしょう。それを踏まえたとしても老舗らしく、多くのユーザーに支持されているのは大きいです。

現在も当サイトのようにロリポップの汎用性について言及している記事が多いことから、まだまだロリポップは最前で活用できるレンタルサーバーであることは間違いありません。

管理画面は割と使いやすい

ロリポップの管理画面

ロリポップの管理画面は正直古いデザインで見た目的に他のレンタルサーバーより劣っているように思えます。

しかし、ロリポップの管理画面はサーバーをいじくる際、他のツールに依存しなくても管理・操作できるためWeb知識の浅い方でも管理しやすいです。

例えば、FTPの書き換え、記述・ファイル追加などは「FFTP」といったFTP接続ツールを利用するのが一般的です。Web初心者からすれば意味の分からないツールですし、そのツールの使い方も調べなくてはいけません。ロリポップなら管理画面からFTP情報にアクセスでき、その場で編集が可能です。控えめに言って超便利です。

さらにメール確認もサーバー内で行うことが出来ます。PCにメーラーの設定するのが難しくて分からないといった人やパソコンのメールを消してしまったと言った場合でも確認することができます。

エックスサーバーなどではサーバー内でメールを確認することができません。

サポートが丁寧

ロリポップサポート内容について

ロリポップのマニュアルは正直分かりづらく答えに辿り着く前に他のブロガーさんの内容を見た方が分かるといったことが多いです。

サイト上はUI/UX最悪に対してロリポップのサポートは優秀で評判が良いです。実際にメールでの問い合わせであっても丁寧に解決方法を記してくれます。また、電話サポートも営業日なら対応してくれるので企業担当者も仕事がしやすいでしょう。

ロリポップサポートに対する口コミ

サポート満足度が高いことは嘘ではありません。

ロリポップサーバーの悪い評判・3つのデメリット

  1. サーバー障害が多い
  2. 表示速度はハイスピードじゃない
  3. WAFが引っかかりやすい

サーバー障害が多い

ロリポップはサーバー障害の頻度が割と多く定期的に気づいたユーザーに怒られています。サーバー稼働率99.99%を謳っていますが2022年中の障害発生時間を踏まえて計算すると稼働率は99.92%を下回っています。

ちなみに99.99%は年間で60分の停止時間があるという計算になります。

表示速度はハイスピードじゃない

ハイスピードと聞くとめちゃくちゃ速そうな印象を持つ人も多いかもしれません。しかし、実際ページスピードインサイトで見てみるとパフォーマンスは感動するほどではありません。

サイト表示速度テスト
PC版
94
スマホ版
66

価格帯が近いレンタルサーバーで比較するとさくらのレンタルサーバーの下位互換といったレベルです。他のサーバーとの比較は以下の表を参照ください。

PC表示速度SP表示速度
さくらのレンタルサーバー9171
ConoHaWING9884
CORESERVER8970
お名前.comサーバー9366
カラフルボックス9182
スターサーバー8665
SPはスマホです

WAFが引っかかりやすい

WAFとはウェブアプリケーションファイアウォールの略です。不正アクセスによるサイトの改ざんや情報漏洩を防ぐ機能となっています。セキュリティ的にはWAFが作動していることは問題ないのですが、ワードプレスではプラグインの追加やテーマの機能を利用したい時にWAFによって機能が制限されることがあります。

サイトが壊れてしまったのか!?とびっくりする方もいるかもしれませんが、サーバー管理画面からWAFを無効にすることで解決することができます。ロリポップはこのWAFが過敏なため、サイト制作やブログ執筆時にたびたび弊害になります。特段致命的なデメリットではありませんが、使いづらいのは間違い無いです。

ロリポップサーバーの評判まとめ

気になる点はサーバー障害

先も述べたようにサーバー障害の発生率がやや高めでアクセス数の多いサイトほど過敏に感じてしまうほどかなといった印象です。サーバー稼働率99.99%と表記しているならその通りのパフォーマンスを発揮してほしいですね。2022年9月時点での稼働率は99.92%なのでもう少し体勢を整えてほしいところ。

きちんと公表しているだけマシではある

ロリポップサーバーは数十分のサーバー障害でもきちんとお知らせに出しています。他のmixhostやカラフルボックスなどは障害が発生してもお知らせに出さない事が多いです。サポート力が高い分、ユーザーには真摯に向き合っているといったところでしょうか。

ユーザーメリットが多く初心者向け

料金の安さとサポート力の高さから「これからサイトを立ち上げたい」、「ブログを始めたいという方」には特におすすめです。SEO対策が全くできない訳ではないため、スタートアップとして十分です。

よくある質問

ロリポップのデメリットは?
  1. サーバー障害が多い
  2. 表示速度は決してハイスピードとは言えない
  3. WAFが引っかかりやすい

ロリポップは料金が安く利用者満足度が高いことで知られていますが、実際に使ってみると上記のデメリットが気になります。ただ、費用対効果としては十分な性能なため、利用選択肢に残る良質なレンタルサーバーとも言えます。

メリットについてはこちらで解説

ロリポップのコスパは?

ロリポップはハイスピードプランを1年以上利用するとドメインが無料で使用することができます。さらに3年間契約にすると月額550円で.jpドメインも無料で利用できるのでかなりコスパがに優れています。同価格で比較されるさくらのレンタルサーバーはドメイン無料特典がないためコスパはロリポップの方が優れています。

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この記事を書いた人

某月間億PVのメディアサイトで4年間SEOライターとして修行を重ね、その後WEB制作会社で営業経験を経てWEBディレクターとして活動。その後WEBマーケターの領域でコンテンツを問わず広告を回しています。趣味はサイトごとのコンテンツ作成とディレクション。

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