コアサーバーへの引っ越しでワードプレスのデータを移行しようと思ってつまづいていたりしませんか?ワードプレスのデータ移行は「All-in-OneWPMigration」というプラグインを使って簡単に行うことができます。
しかし、「All-in-OneWPMigration」は無料版でのデータ転送量が制限されています。この記事を読んでいる方は無料版でもデータ転送量を引き上げたり変更する術を知っていることでしょう。そういった背景もありながら「コアサーバーで容量を上げるにはどうすれば良いんだ?」と思っているはず…!
本記事ではコアサーバー利用者で「All-in-OneWPMigration」のアップロード容量を上げる方法について画像を使って紹介しています。初心者の方も画像を見ながらやれば誰でもできるので挑戦してみください!
コアサーバーのアップロード容量は低い
All-in-OneWPMigrationのデフォルトは64MB
64MBのサイトデータって超簡素なサイトでないと正直移行は無理ですよね。折角「All-in-OneWPMigration」を調べたのに最大アップロードファイルサイズが低いとガッカリしている人も多いはず。
ですが、上記のように最大アップロードファイルサイズを1GB以上に設定することが可能になります。お金もかからず、特別なHTML知識などなくてもできるので以下を参考にご覧ください。
コアサーバーでAll-in-OneWPMigrationのアップロード容量を上げる方法
コアサーバーの管理画面を開く
「All-in-OneWPMigration」にアップロード容量を上げる際にワードプレス側のphpやプラグインのphpを書き換える備忘録がありますが、2022年時点では、もうその手段で対応することができなくなっています。多くはサーバー側の.htaccessに記述を入れるなどの対応が必要になるので、ここではまずコアサーバーの管理画面を開きましょう。
コアサーバーの管理画面を開いたら「ツールを選択します。」
ツールのメニューは「三」を選択
意味分からない見出しだなと思うかも知れませんが、ツールのメインメニューは3本線なのです…。メインメニューをクリックして展開し、ファイルマネージャーを開きます。
「public_html」をダブルクリック
ファイルマネージャーを選択するといくつかのファイルがたくさん出てきます。見慣れない方はびっくりすることでしょう。少しスクロールすると「public_html」というファイルがあるのでダブルクリックしてファイルの中身をさらに開きます。
.htaccessファイルを選択する
「public_html」を開くと「.htaccess」というテキストファイルがあります。そちらを再びダブルクリックします。
アップロード拡張のコードを記入
ダブルクリックすると既に記述がたくさん書かれているのが分かります。これらの記述は削除してはいけません。
#ENDの記載以降は何も記述されていないと思うので、以下のコードをコピーしてそのまま貼り付けて保存(SaveFile)します。
php_value upload_max_filesize 1G
php_value post_max_size 1G
php_value memory_limit 2048M
php_value max_execution_time 300
マックスファイル・サイズを1GBにすれば変更がかかるということですね。
これにて設定は完了です。ワードプレスに戻って「All-in-OneWPMigration」を選択すると64MBが1GBに変更されているはずです。
画像だけでアップロード容量を上げる解説を見る
php_value upload_max_filesize 1G
php_value post_max_size 1G
php_value memory_limit 2048M
php_value max_execution_time 300
まとめ
コアサーバーで「All-in-OneWPMigration」のアップロード容量を上げる方法は他のサーバーと比べるとまだ簡単な気がします。サイト引っ越しで転送設定などもする必要がある場合は、「Redirection」というプラグインも併せて使うことで簡単にクリアすることができます。
知らない人は以下の記事に「Redirection」の使い方についても紹介しているので参考にご覧ください。